七五三で神社やお寺にお参りするときのマナー



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七五三で神社にお参りする時には気をつけるべきことがいくつかあります。

まず、鳥居をくぐる際には一礼し境内に入りますが、真ん中は神様が通る場所なので左右のどちらかに寄って歩くようにします。

そして参道を進み、手水舎で手と口を清めます。神殿に着いたら参道と同じく左右どちらかに寄り、軽く一礼し鈴を鳴らしてから賽銭をそっと入れます。

それから2回お辞儀をしてから2回拍手をし、両手を合わせてお祈りし、最後に一礼します。

御朱印をもらう人必見


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七五三のお参りの際には御朱印をもらう人も少なくありません。

御朱印とは神社に参拝した際に押印してもらえる印章で、印章以外にも参拝した日付、寺社名や御本尊の名前などを墨書きをいただくことができます。

なお、専用の御朱印帳を用意しましょう。普通のノートなどにお願いすることはマナー違反で、場合によっては断られることもあります。

また、御朱印帳は文具店やネット通販などで購入することもできますが、神社やお寺ではオリジナルのものを用意しているところも多いので、

自分にゆかりのある寺社のものを使うのがおすすめです。

次にもらい方です。

最近では御朱印がブームになっていて中にはスタンプラリーのような感覚で寺社に参拝せずに御朱印だけをもらうといった人も少なくありません。

しかし、これは明らかなマナー違反ですので、必ず参拝後にお願いするようにしましょう。また、お寺と神社どちらでももらうことができます。

しかし、ごく稀ですが一冊に寺社両方が混ざっていたり、特定の宗派において他の宗派のものが押印、

墨書きされていると、断られる場合があるので、それぞれ別々に持って置いた方が無難です。

なお、一般的に御朱印代の相場は300円ほどになります。

お寺を参拝するときの注意点


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お寺への七五三の参拝方法は神社とは若干異なります。お寺への参拝の場合、手水舎までの作法は変わりません。

しかし、お寺には鐘がありますので、本堂にお参りする前にまず鐘を鳴らします。

これは自分がお寺に参ったことを知らせるための作法なので、参拝後に鐘を鳴らすことは失礼にあたります。

また、寺院内に線香が用意されている場合は献香を行い、線香の煙で身体を清めましょう。

他にもろうそくがあれば、同じくろうそくに火をつけて仏様に捧げます。

本堂に入ったら賽銭を納めて手を合わせますが、神社のように二礼二拍手一礼ではなく合掌してから一礼します。

なお、お寺にいらっしゃる仏様は阿弥陀仏や薬師如来に観音菩薩、釈迦如来などお寺によって異なります。

仏様が異なると唱えるお経も異なりますので、礼拝の際にはお参りする仏様の名前を確認してから、それぞれのお経を唱えるようにしましょう。

また、祈祷を受ける場合、神社では初穂料を用意する必要がありますが、お寺の場合にはご祝儀袋を用意し、表面に御布施と書いてその下に子どもの名前も書きます。

そして、七五三の当日お寺で用意されている用紙に必要事項を記入し、ご祝儀袋とともにお寺の方へ渡して受付を済ませましょう。

親の服装は?


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七五三で神社にお参りする際、子どもの服装も気になりますが、同じように親の服装も気になります。

大きな神社などの場合、着物で参拝する人が多く見られますが、必ず着物で参拝しなければならないという決まりはなく、スーツなどの洋服でも構いません。

ただ、七五三はあくまで子どもが主役なので、両親が子どもより目立ちすぎないような服装を心がけましょう。

また、スーツスタイルだからといってブラックフォーマルである必要もありません。

母親の場合はスーツだけでなくワンピースも一般的で、色は灰色や紺、淡いピンク色なども人気があります。

また、あまりに地味すぎる服装も相応しくないので落ち着いたデザインのネックレスなどで明るい印象を出すことも大切です。

父親の場合には結婚式や仕事で着用するようなセミフォーマルスーツやビジネススーツでも構いません。

しかし、ストライプなどの柄は避け、無地のものを選びましょう。また、シャツは白でネクタイは少し明るめの無地などがおすすめです。

最近ではカフスやポケットチーフなどが一般的になってきましたが、カフスはあまり派手なデザインや色は避け、

ポケットチーフについてはあまりくだけた挿し方をしないといった心がけも大切です。

まとめ

七五三は平安時代から続く日本の伝統文化でそれまで無事に子どもが育ったことを神様や仏様に感謝するとともに、今後も健やかに過ごせるよう祈りを捧げるものです。

昔は11月15日が参拝日でしたが、現在では10月から11月にかけて縁起の良い日に参拝するのが一般的になっていますし、

先に述べたように服装もそれほど堅苦しいマナーがあるわけではなく、時代と共にその在り方も変化しています。

また、現在の日本では神仏が混同されがちで宗教心も薄くなってきています。

しかしながら、神社や寺院にお参りするからには、それぞれの宗教様式に則った作法が存在します。

堅苦しいと感じるかもしれませんが、最低限のマナーを守って気持ちよく七五三を楽しみましょう。

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