二十歳を超えて大人になると、着物の一枚くらい持っておきたいなと思うことがあると思います。
しかし着物にはその種類や作り方によって価格帯もさまざまで、はじめて買うときは迷ってしまいがちです。
そこで今回の記事では、初めて着物を買ってみようと思った方向けに、おすすめの一着をご紹介したいと思います。
結婚式や自分の卒業式、子供の七五三や入学式、などなど、
これから使うことが多くなるため、着物選びは失敗したくないでしょう。
ぜひ着物を購入されるときは参考にしてみてください。
20代におすすめの着物を紹介
なんといってもやはり、若いときは彩りが鮮やかな柄の着物が一番似合います。
30代～40代になってからだとなかなか派手すぎるものを着ることもできないので、特に20代のうちにいろいろ試してみるのがおすすめです。
また着物の種類はいろいろありますが、はじめて買うのに一番のおすすめは「訪問着」です。
訪問着は柄が縫い目で切れず、広げると一枚の絵になるようになる着物の種類です。
着物にも洋服と同じくフォーマルな装いと、カジュアルな装いがあります。
訪問着は、フォーマルな装いの中でも真ん中あたりに位置する着物で、どういった場にも着ていけて、なおかつ値段もネットだと数万円単位で購入できるのでおすすめです。
ただネットではなく呉服屋さんやデパートで買おうとすると桁が一つあがって、数十万円のものが多くなってしまいます。
そこで予算が厳しいという方には「付け下げ」という選択肢もありでしょう。
付け下げは訪問着と違って、柄が縫い目にかからず、着たときにすべて上を向くようにつくられています。
ランクとしては訪問着の一つ下にはなりますが、金額感は数万円単位で収まり、最近だと訪問着とほとんど変わらないようなものも出ています。
ただ、訪問着や付け下げは、カジュアルな場では着られません。
最近の若い女性の間で着物がブームになっていることもあり、もう少し気軽に着られる着物がほしい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういったカジュアルな場に最適な着物が「小紋」の着物です。
小紋は全身に小さな柄が散りばめられた着物のことで、柄の種類がたくさんあります。
TPOに合わせた着物の種類
次は着物を着ていくシーン別におすすめ種類をご紹介していきます。
成人式
大人になってはじめて着物を着るのは成人式という人は多いのではないでしょうか？
改めてですが、成人式で着るのは振袖という着物です。
これは知らない人もたまにいますが、振袖は未婚女性が着るものの中でもっとも格式が高い着物で、既婚女性は着ることができません。
結婚すると着れなくなってしまうということもあるので、是非このタイミングで着ておきたいですね。
卒業式
次に着る機会があるのは、大学や専門学校の卒業式ではないでしょうか。
そのときに着ていくのは振り袖か、さきほどお伝えした訪問着になります。
訪問着はこういうときに使い勝手がいいのでやはりおすすめですね。
また卒業式では着物と一緒に袴をあわせて着ます。
あまり落ち着いた色の着物よりは、華やかなものを選ぶほうが、袴とのコントラストで映えるので良いでしょう。
結婚式
卒業式が終わって社会人になると、一番着る機会があるのは結婚式です。
特に仲良い友人が結婚するときは、みんなで着物を着ていくことで、式自体とても華やかに映ります。
そのときもやはり着ていくのは訪問着になります。
あとは結婚してしまうと着れなくなってしまう振袖をあえて着るというのもあるみたいですね。
おしゃれなコーディネートをご紹介
続いてインスタグラムで見つけたおしゃれな着物コーディネートをご紹介いたします。
はじめてでもおしゃれな着物を
ここまでたくさんの着物をご紹介して来ましたが、いきなり買うのはちょっと抵抗あるなという人は、着物レンタルをご利用になるといいかもしれません。
またはじめて着物を買おうと思ったときや、普段着ない着物のコーディネートを考えるときなど、着物に詳しい人に聞けるとすごく参考になります。
着物レンタルあきでは専門の着付け師さんがお客様にあった着物コーディネートも提案してくれますので、はじめての着物でお困りごとがございましたら、一度店舗まで行ってみるといいかもしれないですね。
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