(結婚式)着物コーデとマナーを紹介します〜親族編〜


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出典:http://dress.tagaya.co.jp/blog/1652/

姉妹や従姉妹など、親族の結婚式。
より一層お慶の意を伝えるべく、着物で参加してみたいものですよね。
かといって、着物には素材や染め、柄などによって「格」があり、いったい親族の立場ではどういった着物をチョイスすれば良いのかわからない・・・。
そんなお悩みのお声もよく耳にします。
難しそうだから、いつも通りフォーマルドレス参列で!なーんて着物を諦めてしまってはいませんか?
今回は、そんなお悩みの声に応えるべく、結婚式の着物コーデとマナー〜親族編〜を紹介したいと思います。
せっかくのイベント、しかも親族として参列するのであれば、ぜひ、着物で参加してみましょう!

知っておきたい!結婚式にふさわしい着物って??

花婿花嫁の姉妹や親戚が選ぶ着物は、振袖、黒留袖、色留袖が一般的です。
ただし、その中でも未婚か既婚であるか、また年齢によってチョイスするべき着物が違います。
以下、ご自身に当てはまるカテゴリーを探して、着るべき着物を確認してみてください!

20代独身の姉妹、親戚

振袖は未婚女性の正装です。
場を華やかにする振袖は、主催者側からも喜ばれるのでオススメです!
カジュアルな披露宴では、20代前半や10代の既婚の妹が振袖を着ている場合もありますが、基本的にはNGです。
特に振袖で注意したいことは、洋装のドレスと同様に、「白地」や「クリーム地」の着物は花嫁衣装と被ってしまいますので控えるのがマナーです。
また、絵柄やカラーが花嫁とかぶらないように注意して、華やかさを演出しましょう。
着物の色がかぶらないよう、花嫁さんに色柄を事前に確認するというのも、もし出来ればいいかもしれませんね。
さらに、帯や小物類は基本的に着物の格に合わせるよう心がけましょう!
金糸銀糸を使用した格調高い帯を締めるのが一般的です。
帯の柄についても、着物の柄と同様、奇抜なものや季節外れなもの、また華美すぎるものは NGです!

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出典:http://www.for-wedding.jp/naruhodo_article/7235.html

ライトブルーの表地が、清潔感と爽やかさを与えてくれますね。
格調高い金の帯で結婚式らしく。

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出典:http://shibasou.com/catalog/entry-213.html

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上記のように明るい青の反対色(補色)はオレンジをうまく活用して、帯締めにオレンジを合わせたり、重ね袴でオレンジを合わせても、古典的で可愛らしい雰囲気に。

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出典:https://hataori.jp/products/detail.php?product_id=307

とてもかわいらしいピンクの地に、古典的な辻が花文様の描かれた美しい着物。
帯揚げと帯締めの濃いピンクがアクセントとして効いていますね。
振袖にありがちなありがちなきついピンクではなく淡いパステル調のピンクもやわらかい印象で◎!

既婚の姉妹、親戚

黒留袖は結婚した姉妹や親戚が着ます。
既婚女性の正礼装なのですが、20代や30代前半であれば、色留袖などを選ぶこともあります。
伝統的な格式高い挙式披露宴なら、基本的には既婚の姉妹は第一礼装の黒留袖を着たほうがベターなようです。

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出典:http://ewaho.co.jp/SHOP/rating_list.html?SORT_ITEM=SOMM066

既婚の親族女性が身につけるべき、第一礼装の黒留袖。
新郎新婦の親だけでなく、身内の既婚女性なら誰でも着てもいいとされています。
地が黒のワンカラーで控えめな分、絵柄は華やかなものをチョイスしてもバランスが取れて素敵!

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出典:http://dress.tagaya.co.jp/blog/1652/

サーモンピンクが美しい色留袖。
全体的に白で統一感を出し、さらに上品な印象を醸し出していますね!

独身の30代〜姉妹、親戚

黒以外の留袖を色留袖といいます。
独身の姉妹や親戚が振袖を着る年齢ではない時や、逆に結婚した姉妹が若い場合などにも選ばれています。
このように黒留袖と違い、未婚でも既婚でも着られるのが色留袖の大きな特徴です。
正礼装として着るなら、吉祥文様(きっしょうもんよう)や有職文様(ゆうそくもんよう)などの格調高い古典柄に、染め抜き日向五つ紋をつけることが一般的です。

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出典:http://ameblo.jp/hatta-ayako/entry-11949312503.html

可愛らしく、暖かな印象のピンクベージュの色留袖。
金糸をふんだんに使った帯で格調高くまとめて大人の結婚式スタイルに!

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知っておきたい!結婚式にふさわしい小物って??

アクセサリーのマナーについて

ヘアアクセサリー以外のピアスやイヤリングは基本的にはしない方がいいです。
するとしても、ごくごく小さなものにしましょう。揺れるもの大きなものは、着物に合わず不自然なので止めましょう。
着物はもともと首回りが華やかな作りになっているので、何もアクセサリーはしない方が見栄えも良さそうですね!
また、腕時計に関しても、ない方が手首がきれいに見えるのと、社交の場で時間をいちいち気にするような雰囲気にしないために、腕時計はしない方がベターです!
また、帯留めは、振袖や色留袖の場合帯留めはしません。
一方、訪問着の場合、真珠、ダイヤ、ヒスイ、エメラルド、ルビーなど上品なものが◎!
重要なことは、アクセサリーで格を上げようとするのではなく、着物の「格」でスペシャル感を演出する!ということですね。

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着物だけじゃない!忘れてはいけない小物たち!

フォーマルな着物を揃えたら、次はその着姿に合わせた小物が必要ですよね!
以下は結婚式で必ず持って行くべきものの一覧です。出席する前に必ずチェックしておいてくださいね!
①扇子(末広)
末広とは、帯に挟んであるあの扇子です。黒留袖で出席の場合、「末広(すえひろ)」が必要です!
開く方を上にして、帯と帯揚げの間に差し込んでおきます。
②袱紗(ふくさ)
お祝いを包むための袱紗は必ず忘れないで!お渡しする直前に袱紗ははずしましょう!
③コート・羽織
礼装のお着物を着て外の移動をする際は「コート」「羽織」「ショール」をしてください!ホコリや汚れの防止にもなりますよ。
④フォーマル用のバッグ
持ち込むものは必要最低限にまとめ、なるたけ小ぶりのバッグを用意しましょう。

いかがでしたか?
着物は素材や仕立てによって「格」が決まっていたり、柄やカラーによって季節を表現したりと、何とも趣深い装いですよね。
それであるからこそ、なかなか気軽にチャレンジできないという理由でもありますが、大人の女性のたしなみとして、まずは結婚式などのイベントで着物をチャレンジしてみませんか?

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