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黒留袖とは、地色が黒色で裾に柄があしらわれており着物の格を決定づける紋が五つ入れられている着物です。
五つ紋は既婚女性の第一礼装の証であり、後ろ背中心と両袖と前身頃の両胸の五ヶ所に入っています。結婚式などのフォーマルで華やかなシーンで着られることが多いです。
気品あふれる美しさを演出することが出来る着物ですので、髪型にもこだわる必要があります。
着物の雰囲気や自分の好みにぴったり合ったスタイルを見つけてみましょう。
どんな場面で着るの?
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黒留袖はどんな場面で着るかについてですが、結婚式や披露宴や結納式などがあります。
新郎新婦の親族の既婚女性や仲人さんが着用していることが多いです。
お宮参りのときには父方の祖母の立場である女性が着用する場合もあり、様々なシーンで着られる着物です。
既婚女性の証である着物ですので、髪型を工夫したりすることで既婚女性らしい落ち着いた雰囲気を演出することが出来ます。
最近では結婚式や披露宴における服装としてドレスやワンピースやスーツなどの簡易なファッションが定番になりつつあり、黒留袖を着る機会も減ってきています。
だからこそ、あえて黒留袖を着て髪型にもこだわり他の参列者との差別化をはかってみてはいかがでしょうか。
結婚式や披露宴などの洋装が多いシーンで気品あふれる美しい和装は一層際立ちますし、注目度も高いです。
着こなしやマナーも大切ですが、華やかなシーンにおいて髪型はとても重要になりますので、着物の雰囲気やシーンや自分の好みにぴったり合った最適なスタイルに仕上げましょう。
スタイルには様々なものがあり、セットの方法やアレンジの方法も豊富です。
クールにかっこよく仕上げることも出来ますし、女性らしくエレガントに演出することも出来ます。
髪型のマナーは?
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結婚式や披露宴などのフォーマルな場面で黒留袖を着たときの髪型のマナーについてですが、明確なルールや定義などは存在しません。
しかし、推奨されるマナーはいくつかありますのできちんと踏まえておきましょう。
具体的にどのようなマナーが推奨されているかというと、美しい毛流れを活かした綺麗なフォルムをつくることを意識する、
サイドやフロントに櫛目をきちんとつけた気品あふれるアップスタイルに仕上げる、コテなどで強めに巻いてカールを強調したり逆毛を立ててボリュームを出し過ぎたりすることは避ける、
ルーズにまとめたり遅れ毛を強調したりあえて崩したりなどのアレンジはしないなどがあります。
洋装のときのヘアアレンジは、無造作にまとめて遅れ毛を活かしてあえてルーズにしたりしてこなれ感を出したりしますが、
黒留袖を着たときはそのようなこなれ感を出したヘアアレンジはご法度ですので注意しましょう。
黒留袖の上品さとのバランスがとれなくなりカジュアル過ぎてしまったり清潔感がない印象を与えてしまったりしますので気をつけなければなりません。
毛流れを意識した綺麗なフォルムをつくり、清潔感や上品さを心がけることが重要なポイントとなります。
髪型を選ぶ時のポイント
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黒留袖を着た際の髪型を選ぶ時のポイントについてですが、結婚式などで目立ち過ぎないようにする、崩れたりほつれたりしないように注意する、
横や後ろの美しさにもこだわるなどがあります。
黒留袖は落ち着いた大人の女性の象徴でもありますので、ボリュームを出し過ぎたり奇抜なセットをしたり派手な髪飾りを選んだりなどは避けて目立ち過ぎないようにしましょう。
風が強かったり雨が降っていたり準備が忙しかったりするとせっかくスタイリングをしても崩れたりほつれたりしてしまうことがありますので、
ハード系のスプレーでしっかりとキープしたり、隠しピンで固定したり安定感のある髪飾りを選んだりなどの工夫をして、美しい状態をきちんと保てるようにすることが大切です。
結婚式などは参列者もたくさんいて写真撮影をしたりすることも多いですので、どこから見ても美しいフォルムに仕上げて前方だけではなく
横や後ろの毛流れやスタイリングにもこだわる必要があります。
合わせ鏡などできちんとチェックしておきましょう。
明確なマナーはなくても推奨されているマナーがあるということをしっかりと理解して、結婚式などのフォーマルなシーンで浮かないようにすることが大切です。
まとめ
黒留袖を結婚式で着る際は髪型にこだわることがとても重要になります。
ルーズ過ぎたりカジュアル過ぎたり派手過ぎたりする髪型では、せっかくの黒留袖の美しさや上品さが台無しになってしまいますので、
毛流れやフォルムや崩れにくさを意識したスタイルに仕上げて気品あふれる大人の女性のエレガントさを際立たせましょう。
推奨されているマナーについても着目することも大切です。
様々なセット方法やアレンジ方法がありますし、髪飾りにも様々なデザインのものがありますので自分にぴったり合うスタイルを見つける楽しさもあります。
セットやアレンジや髪飾り選びに迷った場合は、サロンのスタイリストに相談してみましょう。
最適なスタイリングに仕上げてくれます。
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