【母親】卒業式の着物にふさわしい羽織、アウターを紹介します♪



出典:http://red.ap.teacup.com/hanezu/246.html

年が明けて、もうすぐ卒業式の季節ですね。

お子さんにとっても、ご家族にとっても大切な記念の日。

フォーマルな着物での参加を検討されているお母様もいらっしゃるのではないでしょうか?

着物での参加は、場に相応しい装いというだけでなく、落ち着いた素敵なお母様といった印象になり、ぜひチャレンジしたいものですよね!

ただし、そこは普段から着慣れていない着物のこと。周りのお母様達から浮いてしまったり、失敗したくない・・・。

そんな風に迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

前回は、卒業式にふさわしいお母様の着物のルールとコーディネートについて紹介しましたが、今回は、卒業式の着物にふさわしい羽織について紹介したいと思います!

まだまだ寒い3月の卒業式。着物といえどアウターは必須ですよね。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

卒業式にはどんなアウターがふさわしい?そのルールについて徹底解説!

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/sarumi123/diary/201103110000/

卒業式には、上記画像のような黒の羽織を着なくてはいけないものというイメージがある方も多いかもしれません。

確かに昔は入学式や卒業式などには着丈が80㎝を切る、短めの黒羽織が一般的ではありましたが、最近は黒の羽織自体を着ている人をあまり見かけなくなりました。

必ずしも黒でなければならないという考え方は時代の流れから無くなったように感じます。

もともと羽織は、カジュアルな小紋や紬に合わせるもので、卒業式の主流である準礼装の訪問着、付け下げ、色無地に羽織ることは通常しない、ということもあるのかもしれませんね。

実際の卒業式では、ショールや道行などのコートお召しのお母様方が比較的多く見受けられます。

一番大切なこと。それは、言うまでもなく、式の主役はお子様である、ということ!

アウターに関しても、主役を立て、お母様は少し控えめなものをチョイスされた方がよいでしょう。

卒業式にオススメの羽織、アウターを紹介紹介します♪

オススメその1*道行コート


出典:http://kimono8.jugem.jp/?eid=128
礼装、正装の時には道行きコートを着ます。

袷仕立てになっており、時期的には10月から5月頃まで着用できますので、卒業式シーズンにもぴったりです。

柄ゆきは巾広く、フォーマルからカジュアルまでさまざまですが、より無地に近い方がフォーマルに向いているとされているため、卒業式にはなるべく無地に近いものを用意した方が無難ですね。

出典:http://www.ayashou-kimono.com/contents/tpo/

鮮やかな赤の道行コート。
素敵ですね。

ちりめんやリンズ地から西陣織り、ベルベッドなどこれもさまざまなものがありますが、一般的にはやや張りのあるリンズが変り織の生地で、比較的色目の濃い無地かぼかし染のものを持っていると合わせやすく便利なようです。

オススメその2*大判ショール


出典:http://yukino-yoshida.blog.jp/archives/1032115127.html

そこまで寒くない地域にお住いの方や、インナーの下着で寒さ対策をされる、という方は、大判のショールでもよいかと思います。
白のショールは清潔感があって素敵ですね!

ストールは折りたたんだり広げたりもでき、持ち運びにも便利ですよ!

出典:https://kinarino.jp/cat1-ファッション/16891-幅広い世代から愛される【ジョンストンズ】の大判ストールをマストアイテムに*

上記はカシミア100パーセントの大判ストール。高級感があって、暖かく、卒業式にもふさわしい。
ドレスや普段着との相性も良いため、新たに新調されてみてもいいかもしれませんね。

チェックや水玉などカジュアルなものではなく、無地で、落ち着いた色のものをおすすめします。

オススメその3*紋付の羽織


出典:http://www.kanaiya.co.jp/mame/05-01.koto-haori.htm#label.haori
一つ紋付の色無地羽織。
一つ紋、または三つ紋が入ったものを着用するとよいでしょう。

羽織自体も黒にこだわらず、着物に合わせた色のものを選ぶと良いと思います。

また、道行コートと違い、羽織は体育館などでも脱がずに着用していることができますので、館内でも防寒対策が取れますよ。

201003191318000

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/bbmmkimono/diary/?PageId=20

黒絵羽織に1つ紋付。
改まった印象がしますね。

オススメその4*黒の絵羽模様、色無地の長羽織


出典:http://haoru.biz/book/2010_uk_summer.htm
水衣風の紋紗地に、友禅染で葵柄が描かれた、絵羽模様の長羽織。

昔は羽織は80センチを切る短めが主流でしたが、現在は100センチを超える長めの着丈がスタンダード。
やや紋付の羽織に比べカジュアル寄りになりますが、黒だと卒業式らしく、着物とのバランスも取れていて素敵だと思います!

出典:http://haoru.biz/book/2012_uk_autumn.htm
紫地に辻が花模様を摺り友禅で染め上げた長羽織。
長羽織はおしゃれな感じがしてとても素敵ですね。


関連記事:【母親】卒業式にふさわしい着物のコーディネートを紹介します♪

関連記事:【母親】卒業式の着物にふさわしい髪型を紹介します♪

関連記事:卒業式、卒園式に母親にオススメな着物と髪型について教えて!

 

 

今回は、お母様向けの卒業式に合わせる着物のアウターについて特集してみましたが、いかがでしたか?

昔の卒業式は黒羽織一色だったようですが、今ではもう少しカラフルに、また暖かい地域ではアウター自体用意されていないお母様も多いようですので、あまり慣例に縛られすぎずに準備されると良いと思います。

寒い地域のお母様は、例えば道行コートにカシミヤ大判ショールをプラスしたり、首元だけファーティペットを合わせたり、アウターでもおしゃれを楽しんでみてもいいのではないでしょうか?

大事なことは、あくまで主役はお子様であるということ!

これさえ守れば自然に場に馴染む格好が導き出せるかと思います。

お子様にとっても、ご家族様にとっても最高の旅立ちの日を迎えられるよう、今から是非準備してみてくださいね!

成人式 レンタル 東京