浴衣で花火大会デートに行く際、注意したい4つのポイント


浴衣で花火大会デートに行く際、注意したい4つのポイント

いよいよ夏本番!連日最高気温を更新しています…暑いですね。
東京では浅草や日本橋などで浴衣姿の人を見かけることが多くなってきました。この時期はお祭りやイベントなど目白押しです。
イベントと言えば花火大会!カップルで浴衣を着て花火大会に出かけるのもおしゃれでいいですね。
でもあまり着慣れない浴衣、気をつけないとせっかくの花火がちっとも楽しめなかったなんてことにも…。
花火大会をおもいっきり楽しむために、今回は浴衣を着るときに気をつけたいポイントをいくつかご紹介します!

①メイクの崩れ

①メイクの崩れ

まずはじめに、浴衣着用時だけでなくこの時期気をつけたいメイク崩れについてです。
暑い夏、外を歩いているだけでかなりの量の汗をかきます。そんな屋外で浴衣を着て出かけるのです。着たことのある人はご存知だと思いますが、浴衣姿、かなり暑いです。室内で浴衣を着る作業だけで汗だくになってしまうこともあります。
あらかじめ気をつけていないと、花火が始まる前にファンデもアイメイクも流れてひどいことになってしまいます。
では、どうしたらよいのでしょう。

ファンデーションはリキッドタイプやミネラルファンデーションを使う

ファンデーションはBBクリームやリキッドファンデーションなどで薄めに仕上げてください。
そうすることによって自然な肌の仕上がりになり、万が一汗で流れてしまっても化粧崩れはほぼ目立ちません。手直しもさっとできます。
ナチュラルに見せるのであればミネラルファンデーションもおすすめです。比較的化粧崩れしにくいですよ。

アイメイクも濃くしない

浴衣はとにかくナチュラルメイクがベストです。アイシャドウも肌の色に近い色か、浴衣にあった濃すぎない色を選びましょう。
マスカラは汗で流れないようにウォータープルーフのものを選びます。まつげはあまりカールさせず、つけまつげもやめた方が無難です。強調しすぎたぱっちりお目目は浴衣にはあまり合いません。
眉毛はふんわりとゆるくカーブさせて、やや太めに仕上げると浴衣に映えます。色はこげ茶やグレーなど落ち着いたものを選ぶといいですね。

汗をかきにくくするために

舞妓さんが昔から使っている方法で、バストの上の脇あたりの位置で紐を締めると顔に汗をかきにくくなります。
舞妓さんは帯の位置が若干高めですよね。浴衣では帯を高めに締めることはできないので、代わりに浴衣の中に着ている肌着の上に腰紐などを脇の位置で締めてみてください。

②下着は透けていないか

②下着は透けていないか

浴衣には通気性のいい薄い地のものもありますよね。その浴衣を着たときに、下着が透けて見えてしまっては大変です。ショーツやブラのラインが浮いてしまうことも。それを防ぐにはどうしたらいいでしょうか。

浴衣スリップなどの肌着を着用する

ネットで「浴衣スリップ」と検索すると様々な商品が出てきます。この浴衣スリップは浴衣用の肌着です。上下セパレートになっているタイプものや、襦袢のように1枚になっているものもあります。自分にあった着やすそうなものを選んでみてください。
浴衣スリップを着ることで、下着の透けは防止できます。

「浴衣を着るときは下着をつけない」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは間違いです。はだけ防止のためにも下着は着用してください。
ブラは、普段のブラだと見栄えが悪いのでできる限り和装ブラの着用をおすすめします。
ショーツは手持ちのローライズのものを選ぶとラインが出にくいですよ。

③浴衣の着崩れ

③浴衣の着崩れ

浴衣の着崩れ、これはよくあります。着慣れていないと尚更、歩いているだけで徐々にはだけていってしまうことも。
そんな時の浴衣の直し方をご紹介します。

胸元がはだけた場合

まず、脇の下の身八つ口(空いている部分)に手を入れ下の衿を引いて整えます。
次に上になっているおはしょり(帯の下部分)を下に引きます。
これだけでも見栄えはだいぶ違ってきます。

裾が乱れてきた場合

前のおはしょりをめくると腰紐があります。この腰紐の上に生地を引っ張り上げます。
あくまで応急処置ですが、見た目は綺麗に整います。

④草履、下駄による足の擦れ

④草履、下駄による足の擦れ

履き慣れない草履や下駄で足を痛めてしまうこともよくありますね。あんまり痛くて、途中で歩けなくなって困ってしまうことも。鼻緒を引っ掛けている足の親指と人差し指の間が擦れて、酷いときには血が滲んでしまいます。
このような足の擦れ防止には、事前の対策が不可欠です。

鼻緒をほぐす

おろしたての新しい草履や下駄の鼻緒は固くなっています。これをそのまま履くとどうしても足が擦れてしまいやすくなります。
それを防ぐために、履く数日前から鼻緒をほぐしてみましょう。
まずは鼻緒の前部分をグッと上へ引っ張ります。次に履くときのように手のひらを鼻緒の下へ入れ、そのまま鼻緒を開くように上へ持ち上げます。それから鼻緒の左右を両手で持ち、外側へ開くように引っ張ります。最後に鼻緒を少しずつ指でほぐすように揉んでいってください。
この作業を時間のあるときに数日行うことによって、履くときには鼻緒がだいぶ柔らかくなっています。

浴衣に合う和風サンダル

和風サンダル

出典:http://item.rakuten.co.jp/haiteya/10000565/

草履や下駄は普段履かないものだし、自分にはどうしても合わない!という方には、浴衣にあうような和風サンダルをおすすめします。
最近では下駄のように見えるおしゃれなサンダルも出回っているので、自分にあうものを探してみてください。
和風でないサンダルやミュールを合わせるという手もありますが、ピンヒールのものは混雑している花火大会の会場では危ないですし、浴衣との相性もよくないので避けてくださいね。

おまけ:男性に気を使って欲しいポイント

おまけ:男性に気を使って欲しいポイント

浴衣を着る上で気をつけたいポイントを4つご紹介しましたが、おまけとして男性に気をつけていただきたい点をご紹介します。
楽しい花火大会での浴衣デート。お互いにとって残念な思い出にならないように、以下のことに注意していきましょう。

歩くときの歩幅

浴衣姿のときは、自然と歩幅が狭くなってしまいます。いつも自分の歩くペースについていけている彼女でも、このときばかりは難しいはずです。彼女を急がせてしまうと、それが草履や下駄による足の擦れになりかねません。
男性よりも女性の方がどうしても歩くのが遅くなりがちなので普段から気をつけていらっしゃる男性は多いと思いますが、浴衣デートの時はいつも以上に歩くペースをゆっくりめに合わせてあげてください。

彼女が足擦れを起こしたとき

彼女が草履や下駄で足擦れを起こしてしまったときは、とにかく近くで座って休めそうな場所を探してあげてください。無理に歩かせてしまうと足擦れはどんどんひどくなっていってしまいます。
あらかじめ絆創膏を準備しておくと、少しは彼女の足の痛みを軽減できるかもしれません。

はぐれないように

花火大会の会場はどこも大変混雑しています。現代では携帯電話が普及しているとはいえ、混雑している場所では電波が繋がりにくくなってしまいます。
しっかりと手を繋ぐなど、彼女とはぐれないように十分注意してください。
万が一はぐれたときの待ち合わせ場所を話し合って決めておくのもいいですね。

 

いかがでしたか?
気をつけるべきポイントには十分に気をつけて、花火大会での浴衣デートを思いっきり楽しんできてくださいね!

 

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