お宮参りってどんな行事?産着ってどんな着物?という疑問にお答えします!


赤ちゃんが生まれてきて、初めて経験することって多いですよね。
初めての授乳や沐浴、生後七日目の命名式であったり、わが子が生まれてきて初めて知ることってたくさんあるのだなあと思った記憶が私にもあります。
そして、赤ちゃんが生まれてきて、最初に行う大事なイベントといえばお宮参りですね。
今回はお宮参りについて紹介していきます。

お宮参りってどんな行事?

赤ちゃんが生まれたら必ずみんなが撮る写真04

出典:http://labaq.com/archives/51822303.html

いざ、お宮参りをしよう!といっても、一体どんなことをする行事かわからない方もたくさんいるのではないかと思います。私もその一人で、第一子の出産後、初めて向き合う小さな人間のお世話にあたふたする日々の中、お宮参りとはいったい何ぞや?と必死で調べたことを思い出します。ここでは、お宮参りが一体どんな行事なのか簡単にまとめてみました。
お宮参りとは、赤ちゃんが生まれてから健やかに1か月を迎えたことを感謝し、産土神(うぶすながみ)に報告するために神社にお参りすることをいいます。
生まれてから一か月を目安に行うことが一般的なようですが、地域によって多少異なることもあるようです。まずはお住まいの地域のしきたりを確認しておくほうが安心かと思います。
最近では昔からのしきたりよりも、お母さんと赤ちゃんの体調がよく、天候のいい日を選ぶ家族が増えているようです。なんといっても行事の主役である赤ちゃんと産後のお母さんの体に負担のないようにするのが一番ですよね。

お宮参りに着る産着ってどんな着物?

お宮参り

出典:https://mamari.jp/14827

お宮参りの日取りが決まったら、次は当日赤ちゃんに何を着せていくか、ということを考えます。
お宮参りの時に赤ちゃんに着せる着物のことを産着といいます。
みなさんは着物を掛けられて抱っこされている赤ちゃんを見かけたことはありませんか?
私自身は、子供を産むまでさほど意識していなかったので、視界には入ってこなかったのですが…。実際自分が経験すると、神社に立ち寄るたびにそういった光景をよく目にするようになりました。
男の子であれば黒地に鷹や松、女の子であれば赤地に手毬やお花といった柄のものをよく見かけます。
産着には赤ちゃんが健やかに育ってほしいという願いが柄になっているので、男の子は凛々しく、女の子は華やかな着物を選ぶといいかもしれませんね。

産着の使用方法や着せ方については以下を参考にしてください。
以下、参照元:http://www.yosooikan-toyosaki.com/original22.html
○右手に赤ちゃんを抱っこする場合
①まず、フードとよだれ掛けを赤ちゃんに付けて下さい。右手に赤ちゃんを抱っこして、その上から着物を掛けます。写真のように左肩が上になるように着物を掛けて下さい。全体的に着物が下がりすぎないように気を付けて下さい。

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方
②着物と長襦袢についている紐を重ねて、蝶結びで結びます。結ぶ前に、紐にお守り・扇子を通して下さい。

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方
○左手に赤ちゃんを抱っこする場合

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方
①右手に抱っこした場合と着物の位置が逆になります。手順は一緒です。

お宮参り 着物【初着 産着】の着せ方
※綺麗に羽織るポイントは、着物をあまり下げない事です。背中の柄をよく見せるように羽織って下さい。

いかがでしょうか。あまり難しくなさそうですよね。これで赤ちゃんの産着はばっちりですね!

お宮参りにぴったりな着物とは?

「吉澤家百選」訪問着、Web<br /> 公開!

出典:http://banjiro.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/web-0d0f.html

せっかくのイベント、赤ちゃんと一緒に着物を着たいですよね。
私も第一子のお宮参りの時ははりきって着物を着ました。私自身、着物を着る機会も少ないので、とてもいい記念になりました。おすすめです!
ということでお宮参りに着ていく着物はどんなものいいのでしょうか。
訪問着や付下げで、清楚な雰囲気の色合いのものを選ぶといいでしょう。赤ちゃんの産着の色合いを見て、異なる色合いを選ぶのも素敵ですね。
ヘアスタイルも和装らしくアップスタイルがお似合いですね。

これで母子ともに素敵なお宮参りとなることでしょう。

お宮参りでの注意点とは?気をつけたいマナー

お宮参りのイラスト

初めてのお宮参り、どうしたらいいのかわからず心配になることも多いかと思います。
ここでは、お宮参りの注意点やマナーについてご紹介したいと思います。

お宮参りの時期は生後1か月頃とされていますが、いつまでにしなくてはいけないという決まりはないようです。また、大安や仏滅などのお日柄についても最近は特にこだわらない人も増えています。家族と両家の都合がつき、気候のいい日で母子ともに体調がよければ、ばっちりですね。
次にお宮参りの作法について、「二礼、二拍手、一礼」と一般的な神社のお参りと同様です。通常の参拝のみでも十分ですが、正式なお宮参りとなると神社に予約し、神職へ祝詞(のりと)をあげてもらいます。予約の際に祈祷の料金について確認しておくとベストですね。

具体的な料金の設定がない神社もありますが、五千円から一万円が一般的な金額の目安となっているようです。

また赤ちゃんとの初めてのおでかけとなると気にかかるのは授乳です。
神社だと授乳室がない場合もありますので、いざという時のために以下のような準備をしておくといいと思います。
1 授乳ケープを持っていく
2 調乳できるように粉ミルク、哺乳瓶、お湯を持っていく
3 出かける直前に授乳しておく

お母さんが着物を着る場合は、外での授乳は難しいと思うので2と3を準備しておけば安心ですね。

いかがでしたか?
お宮参りについてこれだけ理解しておけば、あとはもう決行するのみ!ですね。
赤ちゃんが生まれてから初めて外出するイベント、赤ちゃんもお母さんも楽しんでくださいね。

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