必見!訪問着の着付けって自分でもできちゃうんです!


ひとりで着れちゃう訪問着トップ

ちょっとしたお出掛けに訪問着を着てみたい!

「友人とのディナーの席に訪問着を着て行きたい!でも。。」「お世話になった方のお宅に訪問着で出かけたい!でも。。」興味があっても一歩が踏み出せない方のために、1人でもちゃんと着られる「着付けの基本」をご紹介します。ここでは、訪問着を着る際のおおまかな流れを説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

何をそろえればいいの?

浴衣なら、帯だけササット締めればいいから気楽ですよね。訪問着はたくさん身に付けるものがありそう。まずは着るのに必要なひと揃えをピックアップ!

訪問着の着付けで準備するもの

■まずひと揃え
・着物
・帯
・長襦袢
・帯揚げ
・帯締め

■お出掛けする時に必要なもの
・草履
・バック

■着付けに必要な小物
・着物下着(肌襦袢、裾除、ワンピースなど)
・足袋
・帯板
・帯枕(お太鼓結びのときに必要)
・腰紐3本
・伊達締め

■あると便利な小物
・着物クリップ
・マジックベルト
・ウエストベルト
・着付ベルト
・補正用のタオル

また、訪問着は帯で遊ぶ事ができます。その場合、本来の魅力である品の良さを失わない着こなしを心がけることが大切です。
訪問着とのカラーや柄の調和を考えた帯がしっくりくるようです。
迷った時には、プロに相談するのも良いですね?
電話やメールで相談できるところがたくさんありますので探してみて下さい。

さあ訪問着を着てみましょう~でもその前に!

まずは着る前の下準備から!
■着る前日にタンスから出す
たたみじわや防虫剤の臭いをとるために、お召しになる1日前に訪問着や長襦袢(ながじゅばん)を出し、ハンガーに掛けて直射日光の当たらない部屋で2~3時間風を通します。
しわがとれない時は、白いあて布をして裏から低温でアイロンをかけます。この時、箔を避けるよう注意します。
半衿は前もってつけておきます。
コーディネート小物や着付け小物も前日にすべて揃えておきます。

■清潔な手で扱う
訪問着は、とってもデリケートです。手の脂や汚れがつかないように、事前に手を洗ってから取リ扱いましょう。

■着付けは衣裳敷などの上で
訪問着の汚れを防ぐため、着付けは衣裳敷(※いしょうしき)などを広げて行います。

※着付けの際や訪問着を畳む際に下に敷く和紙。カーペットや畳の上からホコリなどが付着するのを防ぎ、訪問着が汚れてしまうのを防ぎます。

さあ流れにそって訪問着を着てみましょう!

着付けの流れ
1.足袋(たび)を履く

訪問着を着た後に足袋(たび)を履くと、せっかく着付けた訪問着が着崩れてしまう心配があります。

次に、両足を揃えて地面から離し、片手で袖を持ち、もう片方の手で上前を押さえながら身体を回転させて足を入れます。

訪問着をあまり着慣れていない方の場合は、最初に足袋を履いておくことをおすすめします。

2.肌着をつける

肌着には、ワンピースタイプ、スリップタイプ、セパレートタイプなどがありますので、自分にあった使いやすいものを選びましょう。

3.補正をする

訪問着は洋服と違って直線裁ちで仕立てています。このため、着付けたときに余分なシワや緩みができないようタオルやてぬぐいで体の凹凸(おうとつ)を調整し、体全体がなだらかな筒型になるように補正します。

訪問着の着崩れを防いだり、美しい着姿になるために、補正は重要なポイントになります。

4.長襦袢(ながじゅばん)を着る

訪問着を着てしまってから長襦袢(ながじゅばん)を手直しすると、着崩れの原因になってしまいます。

また、訪問着姿を美しく、着崩れしないようにするための重要なポイントである衣紋(えもん)の抜き具合は、この時点で決まりますので、着る前にしっかりと整えることが大切です。

5.訪問着を着る

訪問着を着たら腰紐(こしひも)で結びます。
※腰紐は着付けの要ですので、きちんと結びましょう。

6.伊達締め(だてじめ)を締める

訪問着のお端折(おはしょり)をきれいに整えた後、伊達締め(だてじめ)を締めます。

7.帯を締める

帯を締めるときは、必ずひと巻きごとに引きしめながら巻いていくのがコツです。

8.できあがり

立ち居振る舞いのポイントをチェックして訪問着でお出掛けしましょう♪

せっかく訪問着を着るからには、「粋」に見せたい。訪問着にふさわしい立ち居ふるまいのポイントもまとめてみました。

まずは歩き方。女性はパンツスタイルのときと同じ歩幅で歩くと、裾が乱れがち。訪問着では内股かつ小股が基本。膝を支点に足を動かすようにすると、がに股にならず自然と歩幅も狭くなる。裾が乱れず、おしとやかに歩けます。

車に乗る時には、洋服だと車には頭から乗り込みますが、訪問着の場合は「お尻から」が鉄則。車の側面に立ち、座面に浅く腰掛けたら、両足を持ち上げて体ごと90度回転します。

写真を撮る時は、半襟が訪問着の襟の内側に入りこんでいないか確認を。また体の重心の位置にも注意。重心がかかとにあるとお腹が出て見えます。つま先寄りに重心を置き、軽く胸を張るときれいです。

最も心配なトイレでは、訪問着とその下に着る長じゅばんの裾を一度に持ち上げず、訪問着の上前(左身ごろ)→下前(右身ごろ)→長じゅばんの上前→下前の順にめくりあげると着崩れしません。戻すときは逆の順番で。その後、帯の下の「おはしょり」と、帯結びの形を整えて下さい。

 

訪問着についてさらに知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

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