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更新日時:2018年10月23日
和服って?
そもそも「和服」とは簡単に言うと着物のことですが、明治時代に西洋の衣類「洋服」が普及し、従来の日本の衣類を表すために和服という言葉が生まれました。
着物は、日本の伝統的な服装であることはみなさんご存知かと思いますが、現在では着物を着る機会は
•成人式や結婚式など、冠婚葬祭
•夏場の浴衣やお正月の時
•落語家や歌舞伎役者など、着物が仕事着である職業の人
•茶道や日舞など、日本の伝統的な習い事をしている人やその人たちが集まる会場
などと限られた人しか着る機会がありません。
着物を着たことがない男性の方も大勢いらっしゃると思います。
そんな男性にとって着物って難しそうと思っていませんか?
今回はそんな方のために着物についてまとめてみました!
男性の和服(着物)にはどんな種類があるのか?
着物には基本的にルールがあり、状況により着る着物が変わってきますので、大切な時に失敗しないためにも最低限の知識は知っておきましょう。
今回は、最低限これだけ知っておくべき男性の着物についてまとめましたのでご参考にしてください。
<礼装着>
礼装着は、特別な式典など公的な儀式などに着るものです。
■黒羽二重五つ紋付
男性の第一礼装と言われる、最も格の高い着物です。 年齢に関係なく、五つ紋付に羽織・袴です。
結婚式の花婿・仲人などの服装として着用します。
参照元:ameblo.jp
■色紋付
地色が黒以外の色で、紋章を染め抜いた和装。五つ紋、三つ紋、一つ紋などがあり、第一礼装の下にあたる、準礼装や略礼装などとして着用します。
花婿の装いには染め抜きの五つ紋を付けて着用します。
参照元:https://kr-aki.co.jp/
<外出着>
外出着は、少し格があるものから趣味として楽しむものまであり、着物の入り口としてとても向いている着物です。
■ お召一つ紋付
結婚式にお呼ばれした時やあらたまった外出の時に着用します。
参照元:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
■紬
礼装着ではないので、紋付でなくてもよいです。羽織を着用します。
紬では結婚式に参列したり、あらたまった外出時は控えるようにしましょう。
■ ウール
街着やくつろぎ着として気軽に着用でき、手入れが簡単なのが特徴です。
単衣仕立てで冬・春・秋にかけて着用できるため、着物初心者にオススメの和装です。
こちらも礼装ではないため、結婚式等に着ていくのはマナー違反です。
参照元:www.otokokimonokato.com
■上布
夏の着物といったら浴衣と代表的な着物はこれですね!
吸汗性も良く、見た目も肌触りもいいですよね!
参照元:item.rakuten.co.jp
■浴衣
最もカジュアルで、夏のくつろいだ装いのきものです。
元は身分の高い人が入浴する際にまとったものが始まりですが、現代では
花火大会、夏祭り、家庭でくつろぐときなどのほかに、軽い街着としても着られています。
最近はハレの日には正装として、着物を着る男性が多いようです。
きちんと着物を着ている男性の方はても格好良いですよね!
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