[卒業式]袴の着付けの仕方を着物のプロが教えちゃいます!


⌛️この記事は5分程度で読めます。
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今年もあとわずかになり、年が明けると卒業シーズンに入ってきますよね!

特に、大学や短大の人にとって卒業式は学生生活の最後ですので、仲間との別れは寂しいですが、

社会人になる人生の大きな分岐点となる大切な行事ですので、

卒業式に袴を着て学生最後の日を素敵に着飾るのはいかがでしょうか?

今回は、卒業式に袴を着ようと考えているあなたにせっかくの袴ですので着こなしのポイントとして、着付けの仕方をご紹介いたします。

 

 

着物の種類によっても異なりますが、卒業袴の着付けは、案外簡単に着付けすることができます!

なかなか卒業袴の着付けの仕方を教えてくれるところは少ないので必見です!

着物の着付けというと難しいイメージがありますが、コツさえ掴めば卒業袴はセルフでできるようになります!

今回は卒業袴の着付けの仕方や注意するポイントをご紹介していきます!

 

着付けの際には、通常の着物とは異なる着付けをします。まず、裾が袴の下から見えないように、足首あたりまで見えるくらいに短くします。

袴の着付けは、通常の着物とは違う着付けを行います。

袴を着付けするときのポイント

・裾が袴の下から見えないように、足首辺りまで見えるくらいに短くします。
・襟元は詰め気味に胸高に着付けます。
・基本的には袴の時は髪をおろし髪にするため、衿はあまり抜きません。
・着物の上から袴をあてて、袴の紐を。背中の帯の結び目にくくるように着付けをしていきます。

準備する物

●肌着
●小振り袖、着物(きもの)
●重ね衿
●長襦袢(半衿を縫いつけておく)
●袴
●袴帯(半幅帯)
●巾着(バッグ、カバン)
●草履またはブーツ
●髪飾り
●着付け用小物(腰紐4~5本、コーリンベルト、衿しん、伊達締め2本、足袋、裾よけ、肌襦袢、補正用タオル二枚体型に合わせて)
●草履の場合は足袋、ブーツの場合はストッキング

 


ブーツの場合は、袴は少し短めが可愛らしくオシャレに着こなせます。

草履の場合は、袴の裾線は足のくるぶしあたりにくるようにするときれいです。

 

1.草履の場合⇨足袋を履きます。
 ブーツの場合⇨ストッキングを履きます。

2. タオルを3本くらい使用します。和装肌着を着て、その上からカット綿やタオルなどで厚みを付けてウエスト回りや胸元の補正をします。

 ウエストにタオルを半分に折って巻いて補正すると帯が安定します。鎖骨の上もタオルで補正すると胸元がきれいです。

3. 裾よけをつけて肌襦袢をつけます。左を短めにします。喉のくぼみを中心に衿を合わせて、腰ひも1本を使用します。   

4. 上から、衿芯の入った長襦袢を着ます。袴は着物を短めに着るので、長襦袢も着物よりも少し短めにして着ます。  

5.長襦袢の上に、着物を羽織り、重ね衿を二つに折ります。中央の着物の衿の中央と合わせて後から重ね衿が見えないように着物の衿よりも3〜5ミリほど重ねます。
 長襦袢が出ないように、長襦袢・重ね衿・着物をクリップで留めて、留めたまま着ます。

6.着物の両橋を内側に折りあげ、着物の丈は、長襦袢が少し隠れるようにします。
 
7.伊達締めの位置で左右の高さが水平になるようにして、右側の裾先を反対側へ入れ込み、左側も同じように入れ込みます。

8. 結び方は、腰ひもを裾線にかかるように前から後ろへまわし、前で結びます。

9.襟元を整えておはしょりが二枚しっかり重なるようにトントンと整えます。

10.重ね衿は衿元を整える時に前から見て五ミリくらい見えるように。下にやや引き気味にピンと張ったり、コーリンベルトで止めて崩れないように衿元が決まったら胸紐を当てて結びます。

11.伊達締めをして、半幅帯を胴に二巻きして結びます。帯板を入れて後ろへまわします。

12.帯幅を半分に折り、さらに両端を半分に折り上げて中央にひだをとります。帯結びは水平にせず、背中にくっつけるように整えます。

そして、袴を着ます

13.袴の長い紐が付いている方が前になります。

半幅帯が1㎝くらい見えるように袴を当てて、紐を後に回し半幅帯の結び目に交差(クロス)になるように掛けて前に回します。

正面に向かって右で紐を重ねて回してしっかりと結び、余った紐は挟み込みます。

14.袴に付いているヘラを紐と帯の間に挟みます。袴の後ろ紐を帯の上にしっかりと乗せます。

15.後ろ紐は背にピッタリと添わせて前に回して右左どちらかでリボンに結びます。結び目を隠すために長いほうのリボン先を結び目の下からくぐらせてかぶせて隠します。

これで完成です!
側面から見て、後ろ(背中)上がりに見えるように仕上げるのがポイントになります!

参照元:http://www.hakama-girls.net

ちなみに、下記のサイトは参考になります。

「袴の着付けは難しい?」いえいえそんなことはありません!

印刷用の資料着付けの動画もありますのでぜひ参考にしてみてください。
下記のブログも参考になりますよ。

logo

卒業袴(女袴)のリボン位置は、右手前(上前の襟位置)が基本となります。

しかし、写真を撮る場合には、左肩を前に斜めに立つのが基本ですのでリボンを左に結ぶことが多いです。

卒業袴(女袴)のリボンの位置は

卒業袴はアクセントの一つリボンで、リボンの位置がポイントになるということですね!

ぜひ卒業式という大切な行事ですので、自分で着付けをしてみるのもいいかもしれません。

きっといい思い出になると思いますよ!

是非、ご参考に!!!

1.レンタルのみをおこない、着付けは自分やる、または美容院や専門店にお願いする。

レンタルのみのショップをご紹介します。

振袖レンタル・着物レンタル 和楽庵(富山県)
http://www.warakuan.jp/
 

着物レンタル365(長野県)
http://www.kimono-rentaru.jp/

2.レンタル店に直接行き、または来てもらいお願いする。

レンタルと着付けをセットで出来るショップをご紹介します。
(着付けをお願いする場合は、ショップが近くにある事が必須ですね)
 

着物レンタルあき(東京:渋谷、池袋、銀座 神奈川:横浜)
https://kr-aki.co.jp/
 

銀座きもの小町(東京:銀座)
http://www.ginza-kimonokomachi.com/
 

レンタルキモノマイン 六本木店(東京:六本木)
http://www.rental-mine.org/web/mine/tokyo/roppongi
 

着物レンタルの小袖(東京:浅草)
http://paull.jp/asakusa/plan/houmon.php
 

京都 夢館ゆめやかた(京都府:京都)
http://www.yumeyakata.com/
 

京都きものレンタルwargo(京都府:京都 大阪府:大阪 東京:浅草)
http://kyotokimono-rental.com/
 

 

 

投稿者: 着物推進会員

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