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レンタルの振袖の場合
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レンタルした着物に損害を与えてしまった場合、一般的には保証が適用され負担を減らしてくれます。
基本的にレンタル料金には保証代も含まれているので、契約書を丁寧に読んで確かめておくと良いでしょう。
しかし雨で濡れてシミができたり縮んでしまった場合は、保証外となりクリーニング代や修理代を請求される恐れがあります。
ですから結婚式当日に雨が降っているなら、しっかりと対策をしなければいけません。
対策として有効なのが、振袖用のレインコートです。
振袖の上にスムーズに羽織ることができて、水滴からもしっかりと守ってくれます。
今後着物を着る機会があまりないなら安いもので十分なので、天気予報を見て当日の天気が怪しいなら購入しておくと良いでしょう。
履き物は会場までは、履き慣れたブーツやスニーカーを選ぶのがベストです。
最適な代わりとなる履き物は、簡単に脱ぎ履きができるブーツです。
外を歩くときの注意点としては、歩幅は小さくして、いつもより慎重に行動することが大切です。
結婚式の会場について、レインコートを脱ぐときは、その前に表面に付いた滴をタオルやハンカチで拭き取りましょう。
草履カバーについている滴も、同じように拭き取ってから外すようにして下さい。
買った着物の場合
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レンタルではなく、自前の着物を結婚式に着ていくなら、あらかじめ撥水加工をしておくのがおすすめです。
撥水加工をしておけば雨に濡れても水をはじいてくれるので、ダメージを最小限に抑えられます。
しかし撥水加工をするためにはある程度の時間が必要なので、結婚式の直前に依頼しても間に合わない可能性があります。
ですから購入したときに、今後のことも考え撥水加工をしておくと良いでしょう。
撥水加工をしたうえで、当日に降っているなら着物用の雨コートを着用して下さい。
雨コートは二部式・一部式のどちらでも良く、裾は足袋に付くくらいの長さが最適です。
着用するときは着物と長襦袢を帯のあたりまで折り曲げて腰紐で留めておくと、濡れる可能性を減らすことができます。
履き物はそこがゴムになっている専用の物を使うと良く、用意できない場合は履き慣れているスニーカーやブーツを選びましょう。
当日の行動もレンタルの場合と基本的に同じで、外を歩くときは小さな歩幅で慎重に、コートを脱ぐときは水滴を拭き取ってからにして下さい。
ただし裾を帯のあたりで留めているときは、歩くときはコートの前がはだけないようにして、綺麗に下ろしてから脱ぐようにしましょう。
もし、濡れてしまった場合
レンタルでも自前でも、準備をしたのに濡れてしまった場合は、吸水性の高いハンカチで軽く抑えながらすぐに水分を吸い取りましょう。
濡れていることに気付くと慌てて擦ってしまいがちですが、これは絶対にやってはいけません。
擦ると水分を吸い取れないどころか、毛羽立ちが起きて却ってダメージを与えます。
着物に毛羽立ちが起きると後の処理が大変になるので、濡れたときはまずは落ち着いてハンカチで軽く抑えましょう。
そして着物が雨で濡れた場所を覚えておいて、クリーニングに出すときにしっかりと伝えることも大切です。
事前に濡れてた箇所を伝えておけば、クリーニング店も対処しやすくなります。
また、事前の対策や濡れてしまった場合のことを考えるのも重要ですが、そもそも雨に濡れずに結婚式の会場まで行く方法を考えるのもポイントです。
例えば、家から会場まではタクシーや家族に車で送ってもらうようにすれば、雨に濡れてしまう可能性は低くなるでしょう。
着付けの場所が結婚式の会場ではなく美容院なら、美容院から濡れずにいける方法を考えて下さい。
対策を行った上で濡らさずに結婚式の会場まで行ける方法をとれば、大切な着物にダメージを与える可能性は減らせるでしょう。
まとめ
親戚や友人の結婚式に着物を着ていくなら、レンタルでも自前でも雨対策は十分にしておきましょう。
対策が不十分だと、せっかくの着物をダメにしてしまったり、余計な出費に迫られます。
対策が十分ならダメージを与えずに着ていくことができるので、事前の準備は大切です。
準備はするだけではなく、用意したレインコートを事前に脱ぎ着して練習しておくのも良いでしょう。
また当日の天気予報が大雨や大雪なら、潔く諦めるのも肝心です。
十分対策をしていても、悪天候だと意味をなさずどうしても濡れてしまいます。
天気予報を見て結婚式の当日は荒天が予想されるなら、ドレスなどに切り替えることも重要です。
しっかりとした対策と冷静な判断力があれば、余計な心配をする必要はありません。
ちなみに、
下記のレンタル店で着物レンタルできます
『着物レンタルあき』
付属品も一式揃ってレンタル出来ますので、お手軽ですよ。
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