七五三にお祝い返しは必要?



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結婚や出産時に受け取ったお祝いには、お返しをするのが礼儀です。

しかし七五三や入園・入学といった子どもの成長に関わる行事に関しては、お祝い返しをしないのが一般的です。

子どもの着物を買ったりレンタルして出費が多いときは、お返しをしないで良いなら助かります。

ですが最近では、お祝いを受け取ってお返しをしないのはマナーに反すると思う人が増えているの事実です。

そのため子どものお祝いでも、お返しするのが一般的になりつつあります。

金額は?


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七五三のお祝い返しをするなら、気になるのは一般的な相場となる金額です。

あまりにも高額だと子どもの着物で出費が増えているのに負担が増えますし、逆に安すぎるとイメージが悪くなります。

一般的な七五三のお祝い返しの相場は、頂いたお金や品物の3割から半額程度です。

高額すぎると送る側にとっては負担となり、受け取る側も恐縮してしまいます。

特に相手から受け取った金額以上のお返しをするのは、お祝いを頂いたのは迷惑ととられかねない行為なので、接待に上回ってはいけません。

相手から受け取った品物が安いものでも、必ず半額以下にお返しは抑えておきましょう。

七五三に限らずお祝いのお返しは、お互いが負担に感じない金額として3割から半額程度が一般的な相場となっています。

お祝い返しをするなら、この相場を目安にして品物を選ぶと相手に対して失礼にならず、また金銭的な負担も少なくなるでしょう。

また選ぶ品物も見た目が豪華な物ではなく、気軽な品物にしておくがベストです。

例え安くても見た目が豪華だとそれだけで受け取った側は負担に感じて、却って迷惑になることもあります。

金額だけではなくお返しにする品物も、気軽なものを選ぶのがポイントです。

お返しの仕方は?


お返しの仕方で、一番良いのは直接会って手渡しをすることです。

手渡しなら直接お礼も伝えられますし、七五三のお参りをした子どもと一緒に行くのもおすすめです。

しかし遠方に住む親戚や知人から受け取った場合や、ご近所の人にお返しでも直後に行くのは難しいでしょう。

遠方に住む親戚や知人にお祝い返しをする場合は、宅配便でも構いません。

ただし品物をそのまま送るだけでは味気ないので、着物を着た子どもの写真や手紙を添えたりして、直接感謝を伝えるのが良いでしょう。

ご近所に住む相手にお祝い返しをする場合でも、七五三からしばらく経ってからでも問題ありません。

具体的な時期の目安としては、1週間から2週間程度がベストタイミングと言われています。

ですから七五三が終わって身の回りが落ち着いてから、お祝い返しの準備するのがベストです。

遅くとも2週間以内に済ませておけば、マナー違反といわれることはありません。

しかし用事や仕事が立て込みどうしても2週間以内にお返しができないなら、1ヶ月以内にしておきましょう。

一般的なタイミングから遅れてしまいそうなら、お参りをした直後にでもまずは電話などで連絡して、感謝の気持ちを伝えておくことも大切です。

お祝い返しにおすすめのもの


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七五三のお祝い返しで一般的な品物は、千歳飴・お赤飯・菓子折りの3つです。

千歳飴は着物を着た子どもが食べる用の他に、お返し用としてのし入りで販売されています。

特に千歳飴をおすすめするのはご近所に住む人で、お祝いの品物が少額なら金額的にも十分でしょう。

もし頂いた品物が高額だったり千歳飴が乗り気でないなら、菓子折りや日用品がおすすめです。

親戚の場合も同様で、基本的に菓子折りや日用品で構いません。

祖父母に対するお祝い返しなら、あまり高額な物を贈る必要はないでしょう。

孫の七五三のお祝いですから、高額な物をお返しにすると却って他人行儀ととられかねません。

比較的近所に住んでいて自宅に集まれるなら、お参りの後にお食事会を開いて着物姿の子どもを直接見せてあげるのが良いでしょう。

遠方に住んでいて一カ所に集まることが困難なら、菓子折りや日用品で大丈夫です。

ただし品物だけだと寂しいので、着物を着た子どもの写真も一緒に入れてあげると喜ばれます。

逆に七五三のお祝い返しに向いていないのは、陶器・花瓶・包丁などです。

陶器や花瓶は割れやすい、包丁は縁を切るといったマイナスのイメージがあるので、お返しの品物に選ぶことはやめておきましょう。

まとめ

七五三は子どもの成長を祝う日本古来の行事なので、基本的にお祝い返しは不要です。

自分が必要ないと思ったら、お返しをしないという選択をしても問題ありません。

しかし最近は七五三でもお祝い返しをするのが普通になりつつあるので、気になるなら1週間から2週間以内にしてください。

品物は千歳飴の他に、受け取った金額の半額以下で菓子折りやタオル・石鹸などの日用品を選ぶのが定番です。

また祖父母や親戚へのお返しなら、子どもの着物姿を写した写真を同封するのもおすすめです。

礼儀としては不要でも、マナーを守らないければお返しをする意味がありません。

気持ち良く子どもの晴れの日を終えるためにも、お返しも注意して選びましょう。

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