七五三といえば、子供心にただひたすら千歳飴を食べるのを楽しみにしながら
普段着慣れない着物姿で、一生懸命歩いてお参りに向かった記憶があります。
大人になって七五三の写真を見返すと、その頃の気持ちがふと思い出されます。
そして幼少期の自分が着物を着ている姿はとても可愛らしく、むずがゆい気持ちになります。
我が子も大人になったとき、七五三の写真を見てそんな風に思うのかな、と考えながら
七五三の日を待ち遠しく思う今日この頃です。
ということで、今回は七五三(女の子)のオススメコーデについてご紹介します!!
七五三で準備するものとは?
七五三のお祝いにあたり、何が必要なのか調べてみました!
千歳飴
千歳飴の由来に関しては諸説ありますが、
浅草で飴売りをしていた七兵衛という人が紅白の棒状の飴を売り出したのが由来といわれています。
当時は千歳飴という名前ではなく、寿命糖という名前で売られていたそうです。
当時は7歳まで無事に成長することが現代よりも難しかったため健康に長生きしてほしい親の願いからだと考えられます。
千歳は千年という意味で、子供の健康と成長、または長寿を願う意味がこめられています。
最近では七五三の着物レンタルをすると、千歳飴をプレゼントしてくれるショップも多いですよ!
初穂料
初穂料とは、神様にお供えする感謝の気持ちを表します。
昔はその年に初めて収穫されたお米を神様にお供えをしていました。
その習慣がやがてお米だけでなく野菜や果物など様々なものをお供えするようになりました。
基本的に初穂料には新札を使用しますが、あまり汚くなければ新札でなくても大丈夫です。
金額はだいたい3千円から1万円程度が相場です。
蝶結びや紅白ののし袋を用意し、水引の上に初穂料と記述し、水引の下にお子様のお名前を記述します。
読み方が難しい場合は、ふりがなをふっておくと良いでしょう。
着物
◆3歳の場合
3歳は頭髪を伸ばし始める「髪置」の儀式。女の子の場合晴着を着ますが帯を締めず、
袖なし襟付きの「被布コート」を羽織ります。
なぜ被布を着せるかというと、重くて硬い帯は負担で帯を締めれないからです。
ゆったり着物を着せてあげ、兵児帯など柔らかい幅のあるものを帯代わりに結びます。
着物はお宮参りのものを仕立直す場合も多いそうです。
必要なもの:肌着・裾除け・長襦袢・伊達締め・腰紐・半衿・きもの・被布・兵児帯・足袋・草履・巾着・髪飾り
※「七五三豆知識」より引用<http://www.kimono-net.com/news/article/000077.shtml>
◆7歳の場合
7歳は紐付きの着物に代わり、初めて大人と同じ帯を結ぶ「帯解」の儀式です。
体に合わせ「肩上げ」「腰上げ」「おはしょり」をした振袖で帯を華や かに結びます。
そういう着付けが出来るぐらい大人になり、帯を結べるぐらい大きくなった事を祝います。
箱迫(はこせこ)、帯〆・帯揚・しごきなども付けます。
必要なもの:肌着・裾除け・半衿・長襦袢・重ね衿・伊達締め・腰紐・きもの・帯・帯〆・しごき・
帯揚箱迫びらかんざし・箱迫(はこせこ)・扇子・足袋・草履・バッグ
※「七五三豆知識」より引用<http://www.kimono-net.com/news/article/000077.shtml>
3歳の女の子のおすすめ七五三コーデ
まず、3歳の女の子が着慣れない着物をきて歩くのはとてもストレスがかかることですので、
撮影だけ着物を着て参拝は洋服で行うなどお子様を優先に考えたプランを立てた方がいいでしょう。
満年齢が2歳のお子さんの場合、体が小さくぐずることも多いので、満年齢が3歳の子だと少し楽になるかもしれません。
女の子らしさ満点のふんわり桃色コーデ?
出典:https://item.rakuten.co.jp/kyotorurihinagiku/9403/
ピンクをこよなく愛す3歳女の子たちへ、こちらのコーデはいかがでしょうか。
全体的に華やかなピンクですが、白の被布コートでとても上品に仕上がっています。
子供が喜びそうなくまさんポーチも、疲れて不機嫌になった時のお助けアイテムになりそうですね。
真っ赤なお花がポイント?子供らしさあふれるコーデ
出典:https://item.rakuten.co.jp/machigiya/jr-kkf-35/?s-id=shop_header_reco
真っ赤なお花がとっても子供らしくて可愛らしい!
3歳の今だからこそ子供らしさを大切に、赤が映えるコーデはいかがでしょうか。
シンプルな白の被布コートにちょこんと咲くお花たちがまた素敵!!
定番だけれども、これぞ七五三!というようなスタイル。大好きです。
おしゃれ度高し!古典柄に紫の被布コートで個性が光る?
出典:https://item.rakuten.co.jp/kyotorurihinagiku/9363/?s-id=shop_header_reco
古典的な風合いの着物に、紫色が抜群におしゃれでかっこいい!
大人もなかなかまねできないような絶妙な組み合わせで、ひときわ目立っちゃいますね。
絶対的な「和」な雰囲気に、見ている大人も心躍るようなコーデです。
7歳の女の子のおすすめ七五三コーデ
前回の七五三から4年たち、7歳にもなるとすっかりお姉ちゃんになりますよね。
ですが、背がちっちゃい子などの場合や下の子がちょうど3歳になるから、少し遅らせて小学2年生でやる家庭も多いみたいですよ。
そこらへんはいろんな都合に合わせてしまい効率よく済ませてしまいましょう。
7歳の七五三は3歳の時と比べとても華やかな印象になり、成長を実感することができ感動的です。
そんな大事なお子様の好みに合わせた着物を着せてあげましょう。
7歳の七五三はしっとり落ち着いたピンクで大人な雰囲気で
出典:https://item.rakuten.co.jp/machigiya/jr753-6317/
3歳の頃とはちがって、そろそろ大人な感じの着物が着たくなるお年頃でしょうか。
色味も柄もとっても落ち着いてますが、上品さとおしとやかさが際立つコーデです。
女の子の成長を感じられる印象の着物で、おもわずぐっときちゃいますね。
7歳でもまだまだ華やかさ重視!着物も帯も小物もお花がたくさん?
出典:https://item.rakuten.co.jp/kyoto-kimono-cafe/yotumi24/
やっぱり着物はにぎやかな柄が好き?という7歳女の子はこちら!
浴衣、帯、バッグにとあらゆる場所へお花がちりばめられているスタイルです。
しっかりとした顔だちの女の子にとってもお似合いです。
ちょっと個性的な色味に挑戦!若草色の着物で注目度アップ?
出典:https://item.rakuten.co.jp/kyotorurihinagiku/10141/
ピンクや赤といった定番色ではなく、他の子とはちがった雰囲気を出したいという女の子はこちら。
若草色ってとても落ち着いた色味ですが、赤い柄や帯がとても印象的で写真映えもばっちりです!
一度は挑戦してみたい色の着物です。華やかな中にも大人っぽい印象のコーデです。
お母さんのおすすめ七五三コーデ
主役はあくまでもお子さんですが、お母さんも着物で参加するとより楽しめますよ!
訪問着、色無地、付下げ、などの落ち着いた雰囲気の着物を選んでくださいね。
【訪問着】落ち着いたピンクで上品な母らしさを演出
出典:https://item.rakuten.co.jp/so-bien/hoset002m-8251/
子供のお祝い事に着る着物としては定番なイメージでありますが、
着物を着ている子供と並んで、とってもしっくりくる着物です。そして上品。
迷った時は間違いなし!なコーデです。
【色無地】やさしげな色味の着物におごそかな雰囲気の帯で
出典:https://item.rakuten.co.jp/so-bien/pt425ok-3211/
色無地はシンプルなイメージがありますが、若い人にこそ着てほしい!
やさしい色味にゴールドの帯がとっても映えます。華やかな子供の七五三衣装と相性ばっちりです。
【付下げ】パステルグリーンの着物にうっとり
出典:https://item.rakuten.co.jp/ohkini/201143-001/
子供の着物は、明るく華やかなものが多いので、その横でもしっかり存在感をだせるパステルグリーンの着物です。
子供より目立つ必要はありませんが、お母さんもおめかしして一緒に七五三を楽しみましょう。
さて、ここまで七五三のオススメコーデをご紹介してきましがいかがでしたでしょうか。
今回は、女の子とお母さんにとっての七五三にフォーカスしてまいりました。
普段は着ることが少ない着物ですが、こういうお祝い行事に着れるのがとてもうれしいですよね。
お子さんの晴れ舞台、家族みんなで楽しめるといいですね。
ちなみに、
レンタル店で「七五三」の衣装を揃えた場合、
下記のレンタル店では
『着物レンタルあき』
3歳児:平均1万円〜3万円台 詳細はこちら
5歳児:平均1.6万円〜3万円台 詳細はこちら
7歳児:平均2.2万円〜4万円台 詳細はこちら
付属品も一式揃ってレンタル出来ますので、お手軽ですよ。